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FIFA16 レビュー 強ゴロはバランスブレイカーになり得るか?
いよいよ明日はFIFA16日本語版が発売します。北米版で先行してやり込んだ結果を簡単にレビューしておきます。まず本作で残念なのはゲームモードやシステムまわりの機能追加がほとんどなかった点。プロクラブでは選手交代システムの追加などを期待していましたが一切変更なし(涙)それとは対照的に試合の中身、ゲームプレイの部分がかなり様変わりしました。具体的に新しくなった操作を抜粋して以下リストにしてみました。

この中で一番興味深いのは「R1+パスボタン」で強いゴロキックが蹴れるようになった事です(強ゴロと命名)。マニュアル操作を利用すればこの強ゴロをスペースへの鋭いスルーパスやクロスとして使えます。またパスだけでなくシュートにも利用できます。本作では通常シュートがかなり浮きやすく調整されていますので、地をはうような鋭いこの強ゴロでGKの脇の下を狙える事は決定力という点で非常に強力な武器になります。例えばプロクラブなどではGKも人が操作しますが、強ゴロシュートは瞬間的に強いボールが蹴れてしかも一番手が届きにくいグラウンダーとなりますので、意表を突かれて撃たれると止めようがないかも知れません。GKプレイヤーにとってこれはかなり厄介な存在になるのでは無いかと予想します。
強ゴロシュートの利用例(体験版より)
強ゴロパスの利用例(体験版より)
スペースへの強ゴロパス(体験版より)
補正されること無く自由なスペースを狙えるので操作設定はマニュアルを採用したいところ。
実はこの強ゴロですが体験版の時から製品版になり仕様が少し変更されました。選手能力による補正がやや強めとなり、また浮きやすくなった事で制御(正確に狙う事)が少し難しくなりました。しかしそれでもスルーパスやクロス、シュートにおいてバランスブレイカー(ゲームを大きく変えてしまうくらいの影響力がある要素)となり得るくらい使えるキックとなっています。ただしパス操作設定がアシストの場合は強制的に味方選手へのサーチパスになってしまう為、利用用途はかなり限定されます。この強ゴロをシュートやスペースへのパスとして有効に使いたい場合はマニュアルもしくはセミアシスト設定にする必要があります。(セミアシストの場合は味方選手の位置によって稀にサーチされる場合あり)これまで一般的なFIFAプレイヤーの間ではパス操作設定はアシストを使う事が主流だったと思いますが、この強ゴロの登場によって大きな選択を迫られる事になります。つまり強ゴロをより有効に使う為にパス操作設定をセミアシスト(マニュアル)に変更するかどうかという点です。本作は一般的なプレイヤーがいよいよマニュアル操作への第一歩を踏み出す可能性があるという意味で一つの「転機」となるかもしれません。
製品版での強ゴロシュートの例。少し弱体化したとはいえ、強力な武器であることに変わりはなかった。
強ゴロでこんな珍事も起こる(笑)物理エンジンの凄み。
FIFA16から追加されたその他新操作についても少し紹介しておきます。守備面ではスライディングからの早期復帰、フェイクタックル、相手に体を向けながらまとわりつくようにマークするJockey動作の改善などがあります。Jockeyは期待していましたが思ったほど相手のドリブルを止める武器にはならなかった印象です。もしかしたらまだ使い方が解っていないだけかもしれませんので今後要チェックです。
攻撃面ではノータッチドリブルの追加。本作ではボディフェイントがやや弱体化していますので新たなフェイントとして面白い追加要素です。これによってL1のスロードリブルが無くなったと思いきや実はL2に変更されていますのでお忘れなく。最後はマニュアルプロテクト。これはボールを中心にして任意の方向に体の向きを調整できる機能です。これまでもL2を押すことで敵が来ている方向に自動的に体を入れる事ができましたがそれをマニュアルで任意の方向にできます。まだ未知数ですが一人の選手を操作するプロクラブなんかで使いたくなる操作かも知れません。
以上ざっと紹介しましたが本作はなんと言っても「強ゴロ」につきます。FIFAの世界大会に参加するようなプレイヤーがこの強ゴロをどのように取り入れるかは非常に興味が湧くところです。アシスト操作でも鋭い楔のパスとして充分に使えますが、スペースへ出せる事のメリット。また強力なシュートとしての使い方を考えると、少なくともセミアシストへ操作設定を変更する上級者は出てくるかもしれませんね。ただしバランスブレイカーとなり得るだけに、もしかすると今後のパッチにより開発側が動作を大きく変えてしまう可能性もあると思います。ご存知の通り私が考えているサカゲーの正統進化はフルマニュアル操作必須ですので、くだらない修正によってまたプレイヤーがアシスト操作一辺倒に戻ってしまうような「時代に逆行する残念な事」にならないよう祈るばかりです。
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フルマニュアル その先にあるもの
FIFAマニュアル 「大人ルール」

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強ゴロシュートの利用例(体験版より)
強ゴロパスの利用例(体験版より)
スペースへの強ゴロパス(体験版より)
補正されること無く自由なスペースを狙えるので操作設定はマニュアルを採用したいところ。
実はこの強ゴロですが体験版の時から製品版になり仕様が少し変更されました。選手能力による補正がやや強めとなり、また浮きやすくなった事で制御(正確に狙う事)が少し難しくなりました。しかしそれでもスルーパスやクロス、シュートにおいてバランスブレイカー(ゲームを大きく変えてしまうくらいの影響力がある要素)となり得るくらい使えるキックとなっています。ただしパス操作設定がアシストの場合は強制的に味方選手へのサーチパスになってしまう為、利用用途はかなり限定されます。この強ゴロをシュートやスペースへのパスとして有効に使いたい場合はマニュアルもしくはセミアシスト設定にする必要があります。(セミアシストの場合は味方選手の位置によって稀にサーチされる場合あり)これまで一般的なFIFAプレイヤーの間ではパス操作設定はアシストを使う事が主流だったと思いますが、この強ゴロの登場によって大きな選択を迫られる事になります。つまり強ゴロをより有効に使う為にパス操作設定をセミアシスト(マニュアル)に変更するかどうかという点です。本作は一般的なプレイヤーがいよいよマニュアル操作への第一歩を踏み出す可能性があるという意味で一つの「転機」となるかもしれません。
製品版での強ゴロシュートの例。少し弱体化したとはいえ、強力な武器であることに変わりはなかった。
強ゴロでこんな珍事も起こる(笑)物理エンジンの凄み。
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攻撃面ではノータッチドリブルの追加。本作ではボディフェイントがやや弱体化していますので新たなフェイントとして面白い追加要素です。これによってL1のスロードリブルが無くなったと思いきや実はL2に変更されていますのでお忘れなく。最後はマニュアルプロテクト。これはボールを中心にして任意の方向に体の向きを調整できる機能です。これまでもL2を押すことで敵が来ている方向に自動的に体を入れる事ができましたがそれをマニュアルで任意の方向にできます。まだ未知数ですが一人の選手を操作するプロクラブなんかで使いたくなる操作かも知れません。
以上ざっと紹介しましたが本作はなんと言っても「強ゴロ」につきます。FIFAの世界大会に参加するようなプレイヤーがこの強ゴロをどのように取り入れるかは非常に興味が湧くところです。アシスト操作でも鋭い楔のパスとして充分に使えますが、スペースへ出せる事のメリット。また強力なシュートとしての使い方を考えると、少なくともセミアシストへ操作設定を変更する上級者は出てくるかもしれませんね。ただしバランスブレイカーとなり得るだけに、もしかすると今後のパッチにより開発側が動作を大きく変えてしまう可能性もあると思います。ご存知の通り私が考えているサカゲーの正統進化はフルマニュアル操作必須ですので、くだらない修正によってまたプレイヤーがアシスト操作一辺倒に戻ってしまうような「時代に逆行する残念な事」にならないよう祈るばかりです。
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